お疲れさまです。今日はポケモンカードのJCS(Japan Champion Ship)に参加してきました。分かりやすく言うと、日本選手権ですね。今回はそのレポート、感想を忘れないうちに書いておこうと思います。

今シーズンの最終戦なので、参加人数は全部のリーグ参加者含めると約2500人くらいになったんじゃないかなと。MTGのGPと何ら変わらない人数ですね。
去年にポケカを始めた自分も初めて参加したチャンピオンズリーグ横浜から考えて丁度1シーズンなので嫌がおうにも気合いが入ります。

~デッキ選択~
《大会1ヶ月前~1週間前 新弾発売》
チャンピオンズリーグ京都が終わってから、今回の参加を決めデッキ選択に色々頭を悩ませていたのですが、そんな中でも「ゾロアークGX+ルガルガンGX」デッキを選択すると言うことは頭にありました。現在の環境を考えても「ゾロアークGX+ルガルガンGX」「マッシブーンGX」「ウルトラネクロズマGX」が圧倒的に三竦みとして存在していて間違いなくTier1ではあります。本来あまり上位デッキの使用を避けている事が多い自分では有りましたが、そんな変なプライドをかなぐり捨てれるほどデッキの強さがありました。

しかしながらここで1つ、試しておかなければいけないデッキがありました。「レックウザGX」です。
新弾に封入されているこのレックウザGX、発売前に行われた大会で2位という好成績を残したため、嫌がおうにも気になるデッキでした。また実際に大会の現場にいって観戦していた事も相まって、使用デッキの候補に挙がったのですが…


《大会1週間前 不安要素からの脱却とデッキ決定まで》
結果的に「レックウザGX」は今回の大会では『使わない』と言う結論になりました。いくつか理由はあって、
・特性のランダム性が扱いにくい
・自分のプレイスタイルに合わない
・強いデッキに練り込む時間がない
この3点が要因となり、使用デッキからは外しました。特に3番目の理由が自分の中の決定打でしたね。弱いとは言いませんが今使おうとは思えなかったと言うことです。

では、「ゾロアークGX+ルガルガンGX」デッキにしたのか?というと、そうではありません。このデッキは横浜大会から登場し、ずっと環境を定義しているほどのデッキです。そんなデッキを今から回して(多少なりとも経験値があっても)勝てるのだろうか?と思いはじめてしまったのです。マスタークラスの多いデッキ相手にどこまでやれるかという未知数な部分に、ましてや大型大会に持ち込むことは出来ませんでした。

そんなことを考えていたとき、ふと思い付いたことがありました。『違う軸で戦えばいいのではないか』と。

《ニンフィアLO》
と、ここまで長くなりましたが使用デッキの説明に入ります。今回使用したのは、『ニンフィアLO』というデッキになりました。LOとはLibrary Outの略、即ち山札を攻めていくデッキです。本来ポケモンカードと言うのは、ゲーム開始時に置いた6枚のサイドカードと言うものを相手のポケモンを倒して獲得し、全てを取りきったら勝ちになると言うゲームです。
が、このニンフィアLOと言うデッキはサイドカードを取りきることを主眼には置いていません。全ては相手の妨害に行動を集中させ、時間経過と共に山札を攻め勝つというデッキです。ワザを打つ原動力となるエネルギーを破壊したり…まぁあんまり性格のいいデッキとは言えないかもしれません。
しかしながら、デッキとしてのポテンシャルは十分にあり、慣れていない相手ならあっという間に勝ちに近づけるいいデッキだと思い選択しました。

デッキのレシピに関しては、一般的なレシピとさほど変わらないので、今回は割愛します。後日時間があれば書くかもしれません。


~大会当日 マッチアップメモ~
ここからは各ラウンドの簡単なメモを箇条書きですが残しておきます。
R1 ゾロアークGX+グレイシアGX 引き分け
海外の方でしたが、日本にお住まいの方。基本的なアタッカーはグレイシアだとわかっていたので、適宜エネルギー破壊と回復をしながら山札に圧力をかけていくも、コミュニケーションエラーを起こさないように丁寧にプレイするも時間切れで引き分け。あと1分あったら間違いなく勝ててた。

R2 マッシブーンGX+ルガルガンGX 負け
トップメタ。先行で動いていくも、こっちのハンドがかなり悪く、後手2ターン目までにベンチにポケモンが用意できず。

R3 ゾロアークGX+グレイシアGX 勝ち
お父さんとの対戦。R1と同じようにダメージを回復しつつ妨害の嵐。相手がこのデッキとの対戦経験があまりないらしく、自分からドローをしていってくれてこちらとしては楽な展開になり、最終的にデッキのエネルギーを全て破壊して投了されました。

R4 MサーナイトEX 負け
相手の展開がよく、150ダメージを安定して出してくるデッキで、こっちの回復量が少し追い付きにくくなるもののなんとか応戦。しかしながら時間切れにあってしまい、こっちの不利な部分やプレイミスで迷惑かけてしまった部分もあったので投了。

R5 グソクムシャGX+ダストダス 勝ち
相手が早めにGXワザを撃ってくれたのでこっちは打点計算が楽になり、ごみなだれダストダスも出てこなかったので、途中からやりたい放題してLO完遂。

R6 ブーバーン 勝ち
こっちの置いたスタジアムで延々と時間が稼げたので、途中から妨害札のサーチも止めてドローゴー連打。相手はスタジアム壊せるカードがサイドに埋まっていたので思うように動けずLO完遂。

R7 ゾロアークGX+ルガルガンGX 引き分け
基本的にはエネルギーが少ないので有利なマッチアップではあるが、相手の採用していたヤレユータンで山札を回復され続けて、大急ぎで攻めるも、時間的に間に合わず引き分け。プレイマット、スリーブ、コイン全てゾロアークで揃えてたこだわりを感じるいいお兄さんでした。

R8 ウルトラネクロズマGX 負け
トップメタその3。…がこっちが回り方が芳しくなく、少し抵抗を見せるもきっちり有効牌引かれて負け。基本的にかなり不利なマッチアップ。

R9 よるのこうしん 勝ち
相手のトラッシュにこうしん持ちがあまり落ちず、直ぐにサイドに埋まっていると確信。相手が慣れていなかったこともあり、エネ破壊からのLO。

R10 ゾロアークGX+ルガルガンGX+マグカルゴ 勝ち
先行で相手のたねポケモンの特性を封じてドローゴーされたので、相手のハンドを覗いたらエネルギーがしっかりあったのでそこを叩き落としてから掘削開始。相手がマグカルゴで常に有効牌サーチしてくるも、その分山札は削れていくので、エネ破壊と回復を切らさないようにして、無事LO。


というわけで、結果的に5ー3ー2(引き分けは負け扱いなので実質5ー5)と言う結果になってしまい、残念ながら本選には進めず…ですが、急遽使ったわりには望外の結果だったのかな?とも思えています。基本的にはコントロールデッキなので、相手のことをしっかり観察する事ができれば十分に強いデッキだなと思いました。



~戦い抜いて、今後のこと~
というわけで、1年間に及ぶ17ー18シーズンが自分の中で終了となりました。正直な話、ここまでポケモンカードを続けるとは思ってもいなかったですし、すごく楽しめた1年だったなと感じています。また、自分が思ってた以上の成績を残せた事に驚いてもいます。他の人からしたらたいした成績ではないんですけどね。

今年やっていくなかで常に思っていたことは『今年は練習の年』というのがありました。それは新参ものが勝てるほど甘くないと思っていましたし、色々と経験をさせていただいて来年以降の自分の飛躍のきっかけになればいいかなと。そのスローガンに対してキチンと真っ正面から向き合い結果も出せたので、来シーズン参加できるのであれば、今シーズン以上の成績を残せたらなって思います。

また、ポケカ界隈の方々って、スゴくいい人が多いというか、本当にポケモンが好きなんだなって方が多いと思って、来年は少しずつそういう和も広げられるといいなぁって考えてます。


なんだか長くなってしまいました。ではここらへんで。また新弾考察や、色んな事を書いていこうと思うので今後ともよろしくお願いします。

本日対戦いただいた皆さん、運営の方々、ありがとうございました。
ではでは。

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